日本へ帰国物語No.7
前回の続きです。
体調不良がすごくて、仕事にも行けずにふらふら歩いてベンシャリ公園に行き、
芝生にほぼ一日中寝ながらラインで仕事の指示を出すという生活が3カ月くらい続きました。
朝も起きれない、食べ物も喉を通らない、仕事もできないので、上司からもお叱りを受け、退職して日本に帰るしか道はありませんでした。
ちょうど子が日本へ帰りたがっていたのと、進路的にちょうどいい時期だったので、
日本に帰ることに決めました。子の卒業式にはなぜか私は出席したくないと泣き続けていました。精神状態は普通でなかったと思います。
日本に帰ってからどこに住もうか、仕事はどうするかが何一つ決めていなかったので、不安でした。でもこのままタイに残っても体調が悪化して日本に戻れなくなる不安もあったので、故郷日本へ帰ろうと決めました。
私の場合、去り際はすっごく嫌になって辞めることが多いです。苦しくなって逃げたくなって辞めます。そこまで苦しむ前に辞めたらいいのに。持たなくていい責任感と真面目さがどんどん自分を苦しめていることに気が付かない。
嫌でも努力で何とかなると自分に言い聞かせて。どこまでも自分を追い詰めていく。
それが間違った方向へ向かっているとは気づかずに。
次回へ続く