日本へ帰国物語No.4
前回の続きです。
病院嫌いでした。💦
体調不良はずっと続いていました。
そのうちシーロー(軽トラックの荷台に椅子とビニールの屋根がついたタクシー)から降りようとしたとき、手を思いっきりついて手首から手のひら全体に痺れが起こりました。血管も浮き上がっていました。
骨が折れたか、何かずれたから痛いのか、、、それで手のしびれがあるとサミティベート病院へ行きました。
日本人専用ブースで相談すると、「脳神経外科」を受診するよう案内されました。
脳神経外科の先生は私の負傷した手にアルコールをぬって感覚があるかどうか検査しました。「感覚がある」というと、「脳の異常ではなくて手をどこかにぶつけませんでしたか?」と言われました。私はもう気が動転していて、シーローから降りるときに多少痛みを感じていたのですが、家に帰ってベッドから起き上がるときまた手をついたとき、本格的に痛みがひどくなっていたのですが、本当にそれが原因か興奮状態で認めることが出来ませんでした。先生に「ぶつけていません。」と言い張りました。
でも先生は「整形外科」を受診するように言われました。
サミティベート病院はどの科を受けるにしても体温と血圧を測るのですが、何とその時の血圧が高すぎて測定不能になったのです。その時の血圧は175で赤文字でピーピーピーピー測定不能と書かれていました。
脳神経外科の先生はその血圧を見て「ちょっと興奮しているだけだろう、病院ぎらいですか?」となだめてはくれましたが、それを見た私はさらに興奮状態になりました。
手は痺れて動かせないうえに、血圧が測定不能( ゚Д゚)。
次回へ続く